「亡くなった母が何度も夢に出てくる」場合どのような意味があり解釈ができるのでしょうか。
それでは、基本的な意味と、状況別の夢診断を見ていきましょう。
「亡くなった母が何度も夢に出てくる」の意味
「亡くなった母が何度も夢に出てくる」の意味
夢の中に亡くなった母が出てくるというのは、「あなたの内面の変化」を表しています。
夢の中での母は、ユング心理学で「グレートマザー」や「太母」と呼ばれる「元型」(アーキタイプ)の一つです。
母というイメージが持つ「包容力」や「慈愛」、「束縛」や「強制」などを現していて、現実の母とユング心理学での「元型」の母のイメージが重なっていると言えます。
「亡くなっている」という「死」の暗示は、夢占いにおいては「再生」、「生まれ変わり」を表しているので、「亡くなった母が何度も夢に出てくる」のは「あなたが精神的に変化しようとしている状態」を表しているのです。
何度も出てくるというのは、あなたへのメッセージが強く、現実世界の母親との思い出が強い人ほど出て来やすくなります。
「亡くなった母が夢に何度も出てくる」の診断
「亡くなった母が夢に何度も出てくる」の診断
夢に出てきた「母の様子」で夢診断の意味が変わってきます。
「母が笑顔」なのか、「母が怒っている」のかの2パターンを以下に説明していきます。
「亡くなった母が夢に出て来て笑顔だった場合」
「亡くなった母が夢に出て来て笑顔だった」場合は、『あなたが自信に満ち溢れている』状態を表しています。
現実世界で母親から褒められて嬉しかった経験を思い出していてそれが夢に現れているのです。
これはあなたの運気がよい方へ向かっていて、それを夢で後押ししている状態です。
あなたが今やろうとしていることは成功するでしょう。
「亡くなった母が夢に出て来て怒っていた場合」
「亡くなった母が夢に出て来て怒っていた」場合は、『あなたに危険が迫っているのを知らせている』状態です。
現実世界であなたが母親から叱られるのはたいていあなたが悪さをした時や危険なことをした時ではなかったですか?夢の中であなたに危険が迫っていることを知らせているのです。
また、あなたが人を陥れようとしたりしているのではないかと叱ってくれているのです。
もう一度あなたの行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
まとめ
今回は「亡くなった母が夢に何度も出てくる」場合の意味、状況別の診断などをお伝えしました。
母というのは時に優しく、時に厳しく、子どもを成長へと導いてくれます。
夢診断ではユング心理学の「元型」の一つで、「包容力」と同時に「束縛」も意味します。
あなたの夢に亡くなった母が出てきたら、その表情に注意してください。
それがあなたへのメッセージそのものを表しています。